市場価値100億円超下落? ブラジル代表MF獲得へ、チェルシーが交渉開始か
ユナイテッド、アーセナル、トッテナムも関心で争奪戦の可能性も
チェルシーは夏の移籍市場でバイエルンのブラジル代表MFフェリペ・コウチーニョを獲得するために、交渉を開始したようだ。英紙「ザ・サン」が報じている。
27歳のコウチーニョは、2019-20シーズンにバルセロナからバイエルンへ期限付き移籍。しかし、バイエルンは今季終了後の買い取りオプションを行使せず、スペインのクラブへ返すことを決めたという。
すでに保有元のバルセロナでも構想外となっているコウチーニョについて、チェルシーが代理人のキア・ジョオラビシアン氏に接触した模様。また、同じプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、アーセナルといったクラブも、コウチーニョの獲得に関心を持っているようだ。
2018年にリバプールからバルセロナに1億4500万ポンド(約193億円)の移籍金で移籍したコウチーニョだが、バルセロナでの18カ月間では76試合出場21得点にとどまり、バイエルンへ放出された。バイエルンも完全移籍で獲得することを望まなかったため、彼の市場価値は5200万ポンド(約70億円)から7000万ポンド(約93億円)の間で推移しており、大幅に下落。コウチーニョもプレミアリーグへの復帰を決めたとされている。
また、ユナイテッドも長期にわたってコウチーニョの動向を追いかけていた。かつてライバルであるリバプールに在籍していたが、コウチーニョはリバプール退団を強行した経緯もあり、ユナイテッド入りへの障壁もないと考えられる。さらに1月の移籍市場でデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンをインテルに放出したトッテナムも中盤に創造力を加えたい意向があるという。
他にもアーセナル、そしてリバプールを率いていた当時、コウチーニョを獲得したブレンダン・ロジャーズ監督の率いるレスター・シティも触手を伸ばしており、ブラジル代表のプレーメーカーの争奪戦は加熱していきそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)