サッカー界の“勢力図”はどのように変化した? 8年前と現在の「最高額イレブン」比較
8年前と現在の両方に名を連ねる選手はおらず、総額は倍以上に
そして、同サイトによる最新(2020年)の最高額イレブンは以下の通りとなっている。
GK
ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリード/1億ユーロ)
DF
トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール/1億1000万ユーロ)
ラファエル・ヴァラン(レアル・マドリード/8000万ユーロ)
フィルジル・ファン・ダイク(リバプール/1億ユーロ)
アンドリュー・ロバートソン(リバプール/8000万ユーロ)
MF
ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド/1億ユーロ)
エンゴロ・カンテ(チェルシー/1億ユーロ)
ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/1億5000万ユーロ)
FW
モハメド・サラー(リバプール/1億5000万ユーロ)
ラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ/1億6000万ユーロ)
キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン/2億ユーロ)
12年のベストイレブンには現ヴィッセル神戸のMFイニエスタをはじめ、セスクやシルバ、ピケ、ラモス、カシージャスといった欧州王者となった当時のスペイン代表で主力だったメンバーが多く名を連ねた。
ただ、12年当時のメンバーで現在までに現役を引退しているのはカシージャスのみだが、8年の歳月が流れたことで11人の顔ぶれは大きく変化。両方のベストイレブンに名を連ねた選手は1人もいなかった。
また、選手個々の市場価値が大きく上昇している傾向も明らかに見て取れる。12年はアルゼンチン代表FWメッシの1億2000万ユーロ(約140億円)が最高額だったのに対し、20年では9人が1億ユーロを超え、最高額のフランス代表FWムバッペは2億ユーロ(約280億円)に達した。
11人の総額で見ても12年は6億6600万ユーロ(約780億円)なのに対し、最新では13億3300万ユーロ(約1562億円)と倍以上にまで跳ね上がっていた。サッカー界の変化が見て取れる比較となっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)