「欧州と代表で苛立つキャリアを歩んだが…」 大久保嘉人を海外特集「日本サッカーで最重要」

元日本代表FW大久保嘉人【写真:Football ZONE web】
元日本代表FW大久保嘉人【写真:Football ZONE web】

東京V加入の大久保に海外メディアが脚光「Jリーグでは正真正銘のゴールハンター」

 元日本代表FW大久保嘉人は、川崎フロンターレ時代の2013年から15年にかけてJ1で3年連続得点王を獲得した。そんなストライカーに海外メディアがスポットライトを当て、「欧州と日本代表では苛立つキャリアを歩んだ」としながらも、「Jリーグでは正真正銘のゴールハンター、それが大久保だ」と強調している。

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 現在37歳の大久保は今季から東京ヴェルディに加入し、活躍の場をJ2へと移しているが、ブラジルメディア「FUTEBOL NA VEIA」は「大久保嘉人は日本サッカー界のアイドルでありゴールハンター」と見出しを打ち、Jリーグの数多くのクラブに在籍しただけでなく、スペインやドイツなどでもプレーした大久保を特集している。

「欧州と日本代表では苛立つキャリアを歩んだが、Jリーグでは正真正銘のゴールハンター、それが大久保。日本サッカー界で最重要人物の1人だ」と表現し、J1通算最多得点記録(185得点)を保持していることを説明。「この選手はまだ活動的であり、この記録を伸ばす可能性さえある」とJ1復帰を果たした際はさらなる記録更新も期待できると主張している。

 国見高校から加入したセレッソ大阪で実績を積み上げた大久保は、2004年に現在は日本代表MF久保建英の在籍するマジョルカへと移籍するも「日の出ずる国で収めた成功を繰り返すことができず、存在感を消した。欧州で挫折した後、Jリーグのヴィッセル神戸では再び輝き、再度欧州で挑戦する権利を得た」と説明している。

 しかし、08年に移籍したヴォルフスブルクでのチャレンジは半年間で終わり、神戸へと復帰。13年には川崎に移籍した。同メディアは「素晴らしい成功を評価され契約した川崎こそが、このストライカーがキャリアを飛躍させたクラブだった」と綴り、川崎で3シーズン連続得点王に輝いた活躍を振り返っている。その後はFC東京、川崎への復帰、ジュビロ磐田と渡り歩き、今季から東京Vで新たな挑戦をスタートした。

 実績十分のベテランストライカーが歩んでいるキャリアには、海外メディアも注目を寄せている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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