バイエルン、フリック監督と契約延長を発表 幹部が絶大な信頼「目標を達成できると確信」
昨年11月に指揮官に就任し、リーグ首位&CLベスト16進出の結果を出す
ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンはハンジ・フリック監督との2023年までの契約延長を発表した。ニコ・コバチ前監督の退任後に暫定指揮官としてその座を継いだドイツ人指揮官は、クラブからの絶対的な信頼を手にしたようだ。
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バイエルンは昨年11月3日、リーグ戦でフランクフルトに1-5と大敗を喫した翌日にコバチ監督の解任を決断。その後、アシスタントコーチを務めていたフリック監督を暫定指揮官に任命し、同15日にはフリック監督が正式監督として就任したことが発表された。
フリック監督の下でバイエルンは立て直しに成功。ブンデスリーガでは中断前の25試合消化時点で17勝4分4敗の勝点55で首位。UEFAチャンピオンズリーグではベスト16に駒を進め、決勝トーナメント1回戦のファーストレグではチェルシーに敵地で3-0と快勝していた。
バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは公式サイトを通じて「FCバイエルンはハンジ・フリックの仕事に大変満足している。チームはフリックの下で更なる成長を重ね、魅力的なサッカーを見せており、結果にも反映されている」とフリック監督の手腕を絶賛。「FCバイエルンはハンジ・フリックを信頼しており、我々はフリックとともにこの先も目標を達成できると確信している」と信頼を寄せた。
クラブ内でのフリック監督に対する評価は絶大のようで、スポーツディレクターのハサン・サリハミジッチ氏が「サッカーは今大きな挑戦を強いられており、私たちはハンジがこの状況においても適した監督であると信じている」と称賛すれば、取締役のオリバー・カーン氏も「FCバイエルンにとってクラブの哲学を理解している者が監督を務めることが重要」としたうえで、「来シーズンからもハンジと共にクラブと試合文化に関する理念を発展させることができて嬉しい」と語っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)