C・ロナウドの敏捷性はスプリンター級? 勝負した陸上選手が証言「横方向の動きが…」
スペインの短距離走者ロドリゲス、2011年に行った25m走でのロナウドとの勝負を回顧
相手チームのディフェンスライン背後への素早い抜け出しや、キレのあるドリブル突破が印象的なポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)と、2011年に25m走で勝負した経験があるスペインの陸上選手アンヘル・ダビド・ロドリゲスが当時のエピソードを明かしたと、スペイン紙「AS」英語版が報じている。
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ロドリゲスはスペイン国内での60m走、100m走、200m走で計21回のタイトル獲得経験があり、さらに100m走ではスペイン歴代2位となる10秒14の記録を持っている。そんなスペイン陸上界の第一人者とロナウドは、2011年に25mの直線とジグザグのコースでそれぞれ1回ずつ勝負した。
直線コースではロドリゲスが、ロナウドに約0.3秒差をつけて勝利。本職の意地を見せたロドリゲスは、「あの距離で0.3秒の差はかなり大きいよ。ロナウドの走りは、100m走だったら11秒6ぐらいは出ていたはず」と当時を振り返っている。ロナウドの足が速いのは確かだが、陸上選手と比べると直線的なスピードでは差があるようだ。
一方、ジグザグ状のコースを走る勝負では、ロナウドがロドリゲスを上回ったという。「あれは僕への罠。スプリンターにパドルテニスをやらせるようなもの」と変則的なコースでの勝負とはいえ、負けたことに悔しさを見せたロドリゲスだが、進行方向を変えながら走っても全くスピードが落ちなかったロナウドについては、「横方向への動きがとても良かった。相当トレーニングを積んでいると思った」と素直にその実力を認めている。一瞬の動き出しの速さや敏捷性では、ロナウドは短距離走の世界的選手と比べても同等か、それ以上のレベルにあるようだ。
ドリブルで積極的に仕掛けるデビュー当時のプレースタイルとは違って、ここ数年はゴール前での一瞬のチャンスにかけることが多くなったロナウドだが、そのアジリティーの高さもゴール量産の秘訣なのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)