バルサFWメッシ、完全無欠の直接FK弾にリーガ公式が再脚光 「アートの特殊形式」

キャリア50本以上の直接フリーキックを決めているFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
キャリア50本以上の直接フリーキックを決めているFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

2019年4月のビジャレアル戦で度肝を抜いた直接FK弾を回顧

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、キャリアで50本以上の直接フリーキック(FK)弾をマークしており、史上屈指のFKキッカーとして認識されている。現在、世界で感染拡大する新型コロナウイルスの影響により欧州全域でリーグ戦が中断しているなか、リーガ・エスパニョーラ公式ツイッター英語版は昨季飛び出した完璧すぎるの直接FK弾を「アート」だと回顧している。

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 リーガ公式がセレクトしたのは、36ゴールを挙げて3年連続の得点王に輝いた2018-19シーズンから、壮絶な打ち合いとなった2019年4月2日のリーガ第30節ビジャレアル戦(4-4)の一撃だった。

 2点のビハインドを背負うなか、途中出場したメッシは後半45分、ペナルティーエリア手前で獲得したFKのキッカーを担当。前節のエスパニョール戦(2-0)で壁を越えるループ気味の“パネンカFK弾”を決めたレフティーに対し、ビジャレアルはゴール右のスペースに用心して壁を形成したが、それをあざ笑うかのように逆を突く鋭い一撃を打ち込んだ。

 3戦連続となる直接FK弾の離れ業を成し遂げたメッシ。リーガ公式ツイッターは「メッシのフリーキックはアートの特殊形式だ!」と綴り、ファンからも改めて称賛の声が上がっている。

「間違いなく真実」
「史上最高のフリーキッカー」
「一日中見ていられる」
「芸術:フリーキック、アーティスト:リオネル・メッシ」

 メッシは今季もシーズン中断までリーグトップの19ゴールを挙げており、リーグ再開後の活躍をファンも心待ちにしている。

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