テベス、コロナショックに支援活動の“重要性”主張 「選手は1年給料がなくても生きていける」
サッカー選手が声を上げて支援活動に参加すべきとの考え
ボカ・ジュニアーズの元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスは新型コロナウイルスの感染拡大で世界中に恐怖が広がる中、サッカー選手が支援活動に積極的に参加すべきとの考えを示した。英紙「デイリー・メール」が報じている。テベスは「フットボーラーは1年間給料がなくても生きていける」と選手が給与カットも受け入れるべきと語った。
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新型コロナウイルスは中国を中心に、今や世界中で感染が拡大。多くの都市で封じ込めのためのロックダウン(都市封鎖)の措置が講じられている。テベスがプレーするアルゼンチンもそのうちの一つだ。当然、サッカーのリーグ戦も中断している。
こうした状況のなか、テベスは「僕らは助けに出る必要がある。炊き出しでもなんでも、できることは何だってするよ」と特に貧困層などの苦しんでいる人の支援に積極的に参加する意志を示した。
さらにテベスは「フットボーラーはみんな6カ月、あるいは1年給料をもらわなくたって生きていける」と語り、選手は給与カットを受け入れるべきと主張している。試合が開催できないこの状況で、選手はプレー以外の方法で模範となるべきだとした。
「僕らが家から呼びかけることは簡単だ。僕は自分の子どもに与える食料がある。だが、今絶望している人たちは動くことができない。彼らは家から出るだけで逮捕され、子どもたちに食事を与えることができない。それはとても心配なことだ」
苦しむ人々の心情を慮ったテベス。クラブも連携して支援活動を行う必要があると訴えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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