日本の会社も契約! マンU、230億円スポンサー収入でコロナ余波受けず…1200万円超の寄付
日清食品も契約…スタッフの給与も保障して無観客試合の払い戻しも可能
次々とスポンサーを獲得する手法も目先の利益を求めているとの声が挙がり、日本の日清食品やマレーシアのマミーダブルデッカーといった食品会社とも契約していたことから「アジアでのヌードル政策(Noodle deals)」と揶揄されていたという。
しかし、結果的にこうした政策が実を結び、ユナイテッドはこの危機的状況下でも財政的な重圧を受けずに済んでいる。ある業界関係者は「ユナイテッドは彼らのスポンサーシップに関して批判されてきたが、一流クラブは全て同様の手法で収入を増やしている。こうした商業的なパートナーシップがビジネス面での長期的なサステナビリティ(持続可能性)をもたらしている」とコメントし、その重要性を強調しているという。
ユナイテッドは日雇い労働者も含めたスタッフの給与を保障しているだけでなく、今季のシーズンチケットホルダーに対して開催できないホームゲーム分の払い戻しにも応じるほか、無観客試合で行われたUEFAヨーロッパリーグの敵地LASKリンツ戦(3月12日/5-0)のチケット購入者への補償(総額24万5000ポンド=約3200万円)も行うとしている。
2013年を最後にリーグタイトルから遠ざかっているユナイテッドだが、この危機的状況下で安定したクラブ運営ができるサステナビリティこそが他にはない大きな強みとなって表れているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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