トッテナムFWケイン、残留のための“2つの条件”を英記者指摘 「ものすごく重要な問題」
給与アップとタイトル獲得のチャンスを示すことが必要か
トッテナムのエースであるイングランド代表FWハリー・ケインが来季も残留するためには、2つの条件があるという。英国の移籍専門ジャーナリストのダンカン・キャッスルズ氏は「よりビッグな契約」と「タイトル獲得のチャンス」を挙げていると、英紙「デイリー・エクスプレス」が伝えている。
2016-17シーズンと17-18シーズンに2年連続でプレミアリーグ得点王に輝くなどチームには欠かせない存在のケイン。下部組織育ちの生え抜きストライカーで、レンタル移籍で経験を積んだ後にクラブのエースストライカーに成長した。
ただ、トッテナムは10年以上をメジャータイトルから遠ざかっている。ケインは先日、トッテナム元監督のジェイミー・レドナップ氏とのインタビューに臨み、自身の将来に言及。「残りのキャリアをトッテナム一筋で過ごすのか」という問いに対し、「イエスとも、ノーとも言えない」と回答した。「トロフィーを獲得したい」と明かしていただけに、その去就が注目されている。
キャッスルズ氏はポッドキャスト番組「ザ・トランスファー・ウィンドウ」で、「ケインと彼の兄は今回、ケインの年齢を考え、これからもトッテナムでプレーすべきか、ビッグクラブの一つに移籍するというチャンスを利用すべきかどうかを計算し、移籍についての決断をかなりシビアに考えている」とコメントし、次のように続けている。
「ケインや彼の周りの人々が『よりビッグな契約だけでなく、トッテナムに残ったらタイトルを獲得するチャンスが得られるかどうか、プレミアリーグタイトルのチャンス、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のトップレベルの舞台で再びプレーするチャンスが得られるのだろうかを知りたい』と言っている。これは(トッテナム会長の)ダニエル・レヴィにとって、ものすごく重要な問題だ」
トッテナムは単なる給与アップだけでなく、タイトル獲得への意欲を示すことで、ケインの野心に応えることが求められそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)