リーガ再開は7月? 新型コロナ対策の“4段階行動計画”を全クラブに通達とスペイン報道
無期限延期のリーガ、険しい再開への道
新型コロナウイルスの感染拡大によってヨーロッパ各国リーグの中断明けがいまだ不透明ななか、特に被害が大きい国の一つであるのがスペインだ。スペインプロリーグ機構(LFP)は、練習を再開させるための「4段階行動計画」をリーガ所属の全クラブに対して連絡したと、スペインメディアが報じている。
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「AS」紙が地元ラジオ局「カデナ・コペ」の情報を基に伝えるところによると、LFPのハビエル・テバス会長は選手やチームスタッフの健康に危険のリスクをさらすことなく、通常の状態に戻れるよう4つの事柄に焦点を当てようとしている。
まず公式戦開催のピッチに戻るためには、少なくとも15日間の練習期間が必要であると考えている。そこから準備段階のトレーニング、複数人のトレーニング、8人程度の選手による3つのグループトレーニング、そして最終的に全員のチームトレーニングを行う段階的な形を取るのだという。
また、ホテルもしくはクラブのトレーニング施設にいる選手とチームスタッフを隔離し、許可を受けた人物だけがそこを使用。練習再開の72時間前にはリーガ所属の全選手に対して検査を実行。また選手とともに同居する人もチェックし、陽性反応を示した場合は確実に隔離するなどの徹底した対策が取られるという。
このような施策を取ったとしても、リーガの再開時期は7月末になる可能性があると同メディアは伝えている。非常事態にあるスペインにおいて、サッカーのある日常を取り戻すためには険しい道のりが待っている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)