日本の慣習が“コロナ感染爆発”を阻止? アルゼンチンMFが指摘「すごく助かる」

セレッソ大阪に在籍するアルゼンチン人MFレアンドロ・デサバト【写真:Noriko NAGANO】
セレッソ大阪に在籍するアルゼンチン人MFレアンドロ・デサバト【写真:Noriko NAGANO】

C大阪のMFデサバト、日本人の慎重さと衛生的な文化について言及

 新型コロナウイルスの感染が世界中で増えており、日本でも拡大の一途を辿っている。それでもJ1セレッソ大阪に在籍するアルゼンチン人MFレアンドロ・デサバトは、日本の慣習が感染爆発を抑える一因になっていると指摘し、「すごく助かっている」と感謝した。アルゼンチンのサッカー専門メディア「ドブレ・アマリージャ」が伝えている。

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 デサバトは、2010年に母国アルゼンチンのCAベレス・サルスフィエルド下部組織からトップチームへ昇格。2017年まで在籍後、2018年はブラジルのヴァスコ・ダ・ガマでプレーした。2019年からC大阪に籍を移し、昨季リーグ戦で18試合に出場。2月22日の今季開幕・大分トリニータ戦で先発フル出場すると、1-0勝利に貢献している。

 新型コロナウイルス騒動を受けてJリーグは中断しているなか、今夏に予定されていた五輪も来年まで延期され、デサバトは「賢明な判断のように思う」と語る。リーグ再開に向けてチーム練習を続けるなか、クラブのサポートを受けて万全の対策を取っていると明かす。

「僕たちはトレーニングをしているが、予防策が講じられているし、クラブに到着すると毎日体温を測っている。もちろん、何をすべきか、どうやって感染を避けるべきか教えてくれる」

 日常生活においてアルゼンチン人MFは極力外出を控え、感染のリスクを軽減しているという。「政府は非常事態宣言を出していないが、家にいるよう言われ、大勢の場所に行くなら自分の身は自分で守ることを求められている。僕は家族と一緒にいて責任もあるし、必要がある時だけ出かけるようにしている」と口にしており、細心の注意を払っているようだ。

 そんなデサバトが感謝しているのが日本の慣習だ。3月下旬に入ってから感染者が増えつつあるが、それでも「日本は今のところ落ち着いている」と言及。欧米などに比べて日本は感染者が少なく、今のところ感染爆発も抑え込んでいる状況だ。「日本人が慎重で、衛生的な文化を持っていることもすごく助かっている」と吐露するデサバトは、「ここではみんな靴を脱ぎ、キスで挨拶もしないんだ」と文化的な違いに触れている。

 日本も決して安泰とは言えないものの、デサバトは日本人の慎重さと衛生的な文化が感染者数の違いになっていると感じているようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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