小野伸二、滑らかすぎる“首筋キャッチ”に反響 岡崎慎司も驚嘆「勉強になります」
小さなボールを首筋でピタッと止める美技を新たなチャレンジとして投稿
FC琉球の元日本代表MF小野伸二は、新型コロナウイルスの影響でリーグが中断するなか、自慢のテクニックを伝授する“講座動画”を数多く投稿してファンを沸かせている。4月1日には、新たに浮かせたボールを首筋でピタリと止める新バージョンを披露。「天才すぎて、真似できそうにない」「技シリーズどんどんお願いします」と反響を呼んでいる。
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小野は1998年に浦和レッズに入団。オランダ1部フェイエノールトやドイツ1部ボーフムにも在籍し、浦和への復帰も挟みながら、2010年には清水エスパルスへ加入した。12年のオーストラリア1部ウェスタン・シドニー・ワンダラーズを経て、14年に北海道コンサドーレ札幌へ。キャリアの中でも最長の5年半過ごした思い入れあるクラブを昨年8月に離れ、現在はJ2の琉球で奮闘している。
今季の開幕戦となった2月23日のジェフユナイテッド千葉戦(0-1)は後半35分から途中出場した。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けてJリーグは公式戦が中断中だが、小野はインスタグラムを活用してリフティング講座やトラップ講座を開くなど積極的な姿勢を見せている。
1日には、「未来のちびっこ達に夢を 首の後ろに止めるアドバイス 坊主は楽なのかなぁ #ピタッと #チャレンジ」と綴り、浮かせた小さなボールを首筋で止める高等テクニックを新たなチャレンジとして紹介した。
「コツはどうしたら頭に乗るか。この態勢をまずボールを持ってやってみましょう。この後に、僕の感覚としてはボールが後頭部のところをすうっと滑らかに来るように。ちょっと転がるようなイメージでやるとできると思うのでぜひ挑戦してほしいなと。これができれば大きなボールで絶対できます」
身振り手振りを交えた貴重な“講座”に、ファンも「伸二先生」「あなたが天才すぎて、真似できそうにない」「小野伸二さんの『技』シリーズどんどんお願いします」と感嘆。レアル・マドリードのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールにインスタグラムをフォローされ、昨季琉球で小野とも同僚だった21歳のブラジル人MFハモン(ガイナーレ鳥取)は「アイドル」と称えていた。また、スペイン2部ウエスカのFW岡崎慎司も反応し、「勉強になります」とコメントしている。
J2リーグは5月2日の再開を目指している。新型コロナウイルスの影響で先行きは不透明だが、小野のテクニック動画は今後も注目を集めそうだ。