元英代表DF、自宅で強盗被害 恐怖の“略奪”を英紙詳報「椅子に縛り上げられ…」
アシュリー・コール氏の自宅が襲撃され、金品を奪われる
元イングランド代表DFアシュリー・コール氏が、強盗の被害に遭っていたようだ。事件から2カ月以上が経過して発覚し、コール氏が受けた被害などを英紙「ザ・サン」が報じている。
コール氏はアーセナルの下部組織出身で、トップチームでは左サイドバックのレギュラーとして2001-02シーズンと03-04シーズンのリーグ優勝に貢献。06年にチェルシーに移籍し、リーグ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、クラブに多くのタイトルをもたらした。
その後、セリエAのローマや米メジャーリーグサッカー(MLS)のLAギャラクシーなどを経て、19年1月にダービーに加入。約半年後に現役引退を発表した。
現在はチェルシーの下部組織でコーチを務める傍ら、解説者としても活躍するコール氏。そのネームバリューからか、強盗のターゲットにされてしまったようだ。「ザ・サン」紙は「元チェルシーのスターのマンションが略奪され、高額な宝石が盗まれた」として、次のように伝えている。
「強盗団は覆面と迷彩服に身を包み、敷地内に侵入した。とある情報源によると、コール氏は椅子に縛り上げられていたという。その情報源は『恐ろしいことだった。強盗団はとてもプロフェッショナルに組織されていて、どうすればいいか分かっていた。しっかりアシュリーを狙っての犯行だったはずだ』と語っている」
事件が発生したのは1月21日のことで、警察は現在も犯行グループを追っているという。近隣住民によるとコール氏は周辺で最も裕福な人物の1人であり、自宅には非常に厳重なセキュリティーがあったとのこと。そのため、「犯人は熟練の人物に違いない」と推測されている。
セキュリティーに万全を期していても、それを突破されて襲撃を受けたコール氏の恐怖は計り知れない。早期の犯人逮捕を願いたい。