イブラヒモビッチ、わずか3カ月でミラン退団か 復帰の功労者ボバン氏の解任で不信感
2012年以来のミラン復帰に導いてくれた強化部のボバン氏をクラブが解任したのが火種
ACミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、復帰してわずか3カ月ながら、クラブの改革に“失望”していることから退団の選択肢もあるという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」の内容を基に、英紙「デイリーメール」が報じた。
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スウェーデン代表の歴代最多得点記録(62点)を持つ現役屈指のストライカーの一人であるイブラヒモビッチは、昨年12月末に米MLS(メジャーリーグサッカー)のLAギャラクシーを退団した後、2012年以来のミラン復帰を果たした。
公式戦10試合4ゴールと結果を残し、38歳にして健在ぶりを示していたイブラヒモビッチだが、新型コロナウイルスの影響でセリエAのシーズンは中断。現在は母国スウェーデンに戻って状況を静観しているとされる。
そのなかで、ミランはクラブOBで強化部門任者だったズボニミール・ボバン氏を解任。この決定にイブラヒモビッチはまったく納得してないようだ。
イブラヒモビッチをミランに復帰させたのがボバン氏であり、最も信頼している人物の一人だったとされる。功労者のボバン氏が職を失ったことでチームに対する不信感につながり、加入3カ月あまりにして退団の準備をしていると伝えている。
もともとクラブのテクニカルスタッフであるパオロ・マルディーニ氏は「UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内で終えた場合、自動更新条項がある」と語っていたが、その前にイブラヒモビッチがクラブを離れる可能性があるようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)