元スペイン代表GK、新型コロナの“恐怖”を告白 「息ができず、25分間酸素が不足」
医師から電話で新型コロナウイルスと診断 「人生最悪の瞬間」
アストン・ビラの元スペイン代表GKペペことホセ・マヌエル・レイナは先日、新型コロナウイルスに感染し、呼吸困難などの症状に悩まされていたことを告白した。伊紙「コリエレ・デッロ・スポルト」のスカイプインタビューでは「25分間、息ができなかった」「人生で最悪の瞬間だった」とその恐怖を振り返った。
今年1月にアストン・ビラに期限付き移籍したレイナ。プレミアリーグは4月30日まで試合が中断の措置が取られ、選手たちも自宅待機を余儀なくされていたなかで、レイナは2週間ほど前から体調に異変を感じ、咳や呼吸困難などの症状に苦しんでいたという。
自主隔離中だったために正式な検査は行っていないものの、医師との電話でそれらが新型コロナウイルスの症状だと告げられ、ウイルスに感染していたことがわかった。
レイナはその苦しみは「人生最悪だった」と振り返っている。息ができないほどの恐怖も味わったという。
「ウイルスの初期症状が出て、ぐったりとしていた。熱が出て、乾いた咳が止まらなくなり、頭痛もあった。熱は全く下がらなかったし、疲労感も抜けなかった。一番苦しかったのは息ができず、25分間も酸素が不足していたことだ。人生最悪の瞬間だったよ。酸素が足りないとわかった瞬間はただただ恐怖でしかなかった。終わりのない恐怖。喉が突然、閉じられたようだった。最初の6~8日間は部屋に閉じ込められて過ごしたよ」
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。すでに英国では全国的に3週間のロックダウン(都市封鎖)に入るなど、緊迫した状況が続いている。サッカー界への影響も深刻で、このまま感染拡大が収まらなければ4月30日までの中断もさらに延期となる可能性は高そうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)