欧州リーグ戦、6月再開は困難か… 選手会CEOはシーズン終了まで契約維持を主張
現地時間1日にUEFAと各サッカー協会でオンライン会議を開催
新型コロナウイルスの感染拡大によってイタリア、スペイン、フランス、イングランド、ドイツなど各国のサッカーリーグは無期限の中断状態となっている。社会的にも都市封鎖が起きるなど通常体制に戻るまで時間がかかると見られる中で、英紙「ガーディアン」によるとシーズン再開は6月に入っても可能性が低いと見られているようだ。
現地時間1日にUEFAとヨーロッパ55カ国の各サッカー協会のオンライン会議が開催される。またプレミアリーグなどのイングランドでは夏の帰還のプレーヤーの契約期間拡大、それによるコストについての競技が中心となるとしている。
UEFAはすでに欧州選手権(EURO)の1年延期を決めている。ただしその決定をした2週間前よりも健康的な危機と都市閉鎖の規模が広まったことによって、オンライン会議出席者の中には「可能であれば6月いっぱいでの再開、必要ならば8月までの開催」と見立てて話を進めている人もいるのだという。
この状況にのっとって、FIFPro(国際プロサッカー選手会)でCEOを務めるジョナス・ベア・ホフマン氏は各クラブが6月30日に選手との契約を終了するのではなく、シーズン終了まで現チームを維持すること、そして選手に満額を支払うように交渉していることを明かしている。
「我々は契約延長についての解決策をできる限り合わせていくことだ。その内容はシーズン終了まで有効で、新たな契約は新シーズンから始まることを主張できる。一般的な選手は億万長者ではない。だから契約期間の拡張は、契約を結んだ同条件で実行されるべきだ」
出口の見えない状況となった新型コロナ禍と2019-20シーズン再開。通常はオフシーズンである夏場までに開催、となるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)