レアル、今夏にハメスを売却へ 新型コロナの影響で9億円超の年俸がネックと現地紙報道
スペイン紙「AS」が報道…移籍金も緩和か
スペインの強豪レアル・マドリードは、長年にわたり保有権を持ち続けてきたコロンビア代表FWハメス・ロドリゲスを、ついに今季終了後に売却する方針を固めたという。スペイン紙「AS」が報じている。
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ハメスは2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)でコロンビア代表の躍進に貢献し、大きく世界的な評価を高めた。その直後にレアルへ加入したが、そのプレーぶりは賛否両論あるもので、一昨季と昨季はドイツ王者バイエルン・ミュンヘンに2年間の期限付き移籍となった。
しかし、今季はハメスの意向もあり買い取りオプションが行使されずにレアルに戻った。そんななか、2021年6月に契約が切れるハメスに対し、レアルは契約延長せずに1年前となる今季終了後に売却する方針だという。それにより、ゼロ円移籍を回避することがレアルの狙いだとした。
また、ハメスの手取り年俸775万ユーロ(約9億3000万円)もまた、新型コロナウイルスの影響を受けて財政的なダメージが避けられない中で大きな負担になることがその決断の背中を押したとしている。
昨夏にはイタリア・セリエAの強豪ナポリが獲得に名乗りを上げたものの、買い取り義務がつかない期限付き移籍を拒否するレアルの方針で合意しなかった。当時は4200万ユーロ(約50億円)の移籍金による完全移籍が条件とされていたハメスだが、その条件を大きく緩和されることになりそうだ。
来季を29歳で迎えるハメスにとって、次のクラブがどこになるのかはキャリアの中でも重要なポイントになる。レアルの方針が表に出ることで、どのようなクラブがハメスの獲得を狙うことになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)