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ミラノダービー大敗にマンチーニ監督は相手サポに中指突き立て激怒! 「大災害」
怒りを生んだ2つのジャッジ
インテルは、前半に本田のアシストで先制点を許して折り返した後半5分に、微妙な判定に見舞われた。ミランGKジャンルイジ・ドンナルンマがバ ックパスをダイレクトでフィードしようとしたところでキックミス。ボールはペナルティーエリア内に浮き上がった。そこにインテルFWエデルが反応してドンナルンマと交錯。だが、ダマート主審はプレー続行を指示した。この瞬間にキレたマンチーニ監督は暴言を吐いた。第4審判が主審を無線で呼び、そこで退席処分となった。
さらにマンチーニ監督が言及したのは、後半25分にインテルに同点のチャンスとなるPKが与えられたシーンだった。ここではFWマウロ・イカルディが抜け出してシュートチャンスを得たが、GKドンナルンマがセーブ。そのこぼれ球に反応したイカルディを、ミランDFアレックスが蹴りつけてPKが与えられた。すでに1枚イエローカードを提示されていたアレックスだったが、ダマート主 審はカードなしでPKの判定とした。マンチーニ監督は「退場になるべきだった」と指摘している。
最終的には「中指を立てるべきではなかった」と反省の弁を述べ、「3-0で勝利したミランにはおめでとうと言いたい」と語ったマンチーニ監督だが、やり場のない怒りは収まらない様子だった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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