広島「29選手の最新市場価格ランキング」 “1億円超え”が7人、日本代表MF森島はJ1屈指の増額
【J1クラブ別推定市場価格|広島編】1位は川辺の1.9億円、日本代表GK大迫も大幅アップ
今季のJ1リーグは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、第2節から中断されている。まだ1試合しか行われていないため、各チームの戦力をしっかりと把握できていないファンも多いだろう。5月9日と予定されている再開までの時間を利用し、ここでは視点を変えてチームの戦力分析をしてみたい。
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ドイツの移籍専門サイト「transfermarkt」が更新している選手の“市場価格”は、その選手の価値を測るために評価を数値化したもので、“推定移籍金”に近い意味を持つ。この市場価格をチームごとにまとめて比較・分析することで、J1リーグにおける各チームの戦力が見えてくる(※登録選手リストはJリーグ公式サイトを参照)。
■サンフレッチェ広島(昨季6位)
選手市場価格総額:22億8600万円
チーム内最高額選手:川辺駿(1億9200万円)
今季のサンフレッチェ広島はMF稲垣祥(→名古屋グランパス)、FW渡大生(→大分トリニータ)、DF水本裕貴(→FC町田ゼルビア)、MF吉野恭平(→ベガルタ仙台)らを放出したが大きく戦力ダウンした印象はなく、基本的な戦力は昨季とそれほど変わらない。しかし、市場価格を上昇させた選手が多く、チーム全体の総額は前回評価額よりも3億円強アップしている。
そのなかでも昨季に日本代表デビューを果たすなど著しい成長を見せたMF森島司は、リーグでもトップ5に入る1億200万円の増額で、市場価格をチーム5位の1億4400万円にまで上げている。次に多額の増額評価となったのがMF川辺駿の7200万円増で、市場価格を1億9200万円まで伸ばし、MF柏好文(1億8000万円/2位)を抜いてチーム1位となった。
攻撃陣ほどではないが守備陣の評価も高く、DF野上結貴(1億6800万円/3位)、DF佐々木翔(1億5600万円/4位)、DF荒木隼人(8400万円/11位タイ)は、市場価格を増額。そして、昨季にJ1デビューと日本代表デビューを果たしたGK大迫敬介は6000万円増の1億2000万円の評価を受け、チーム6位に躍り出ている。