ミラン本田の壮大な野望 日本、アメリカに続き、アフリカでスクール展開計画!
「子供に希望をプレゼントする番」
「子どものころから、ミランのような大きなクラブでプレーするのが夢だった。今度は、自分が小さなサッカー選手たちに、そういう希望をプレゼントする番になった。大志は欠けることがなかった。サッカー選手としても、実業家としても。僕のキャリアはサッカーだけではない。僕の人生そのもの。いつかサポーターたちも、イタリア ジャーナリストたちも“(ミランの)10番の本田はいいゲームはしなかったけど、会長として何ができるか”と言うかもしれない。様子を見よう。僕は諦めない。多分、自分にとって、ただ我慢が必要な時だ」
15ヶ月間リーグ戦でゴールから遠ざかっている自分自身について、10番の担う者として相応わしい結果や活躍を現時点で見せることはできていない自覚はある。だが、世界で活躍する選手をひとりでも多く生み出したい。本田は今年30歳を迎え、選手としてのピークを迎えるが、視線は遠い未来にも向けられている。本田の意志を継いだ選手たちが、世界を舞台にプレーする日もやってくるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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