久保のレアル復帰は「サッカー界の絶対的なご褒美」 海外も太鼓判「将来はすでに明るい」
来季もレンタル継続を予想も「マジョルカで迎えたリーガ初挑戦で整理されたプレー」
マジョルカの日本代表MF久保建英は今季、リーガ・エスパニョーラ初挑戦で3ゴールの記録を残している。現在レアル・マドリードから1年間の期限付き移籍となっているが、海外メディアは久保が復帰した際は「サッカー界にとって絶対的なご褒美となる」と主張し、「将来はすでに明るい」と太鼓判を押している。
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今季途中からベンチスタートが続いていた久保は、第25節ベティス戦(3-3)で6試合ぶりに先発出場を飾ると、1ゴール1アシストの活躍で結果を残し、第27節エイバル戦(2-1)では右足のグラウンダーシュートで決勝ゴールを奪った。少しずつ目に見える結果を残している。
現在世界で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響により、リーグ戦の長期延長の可能性も取り沙汰されているが、久保は6月30日までの期限付き移籍契約となっている。今夏の去就に注目が集まっているが、英メディア「90min」は「レアルからローン移籍している選手はどのような状況を迎え、いつベルナベウに帰還するのか?」と見出しを打ち、久保がその中の1人として紹介されている。
記事では、「ジダン監督は自身が好きな選手、嫌いな選手がはっきりしている指揮官だが、レンタル組の何人かが構想に組み込まれるのかどうかは不明だ」と説明しつつ、久保についてはレアルで成功する可能性で10点満点中の7点と高評価を与えている。
「もしこの少年がプレー動画のようなプレーをベルナベウにもたらすことができれば、サッカー界にとって絶対的なご褒美となるだろう。電光石火のステップ、粉砕するシュート、選手たちに夢を見させることのできるパスの供給。この10代はマジョルカで迎えたリーガ初挑戦で整理されたプレーを見せてきた」
久保の今後については「来季もレンタルに送り込まれることになるだろうが、将来はすでに明るい」と、来季にレアルへ帰還する可能性は低いと主張しながらも、次世代のクラブを支える存在として太鼓判を押していた。マジョルカではシーズン前半戦こそ出場機会の確保に苦しんだものの、チームの攻撃の起点にまで飛躍。その成長曲線には期待が寄せられているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)