レアルがブラジル新鋭“60億円MF”に熱視線 カカも“後継者”に指名「僕を連想させる」
“ニュー・カカ”と呼ばれる逸材、サンパウロの21歳MFゴメスの獲得に関心か
レアル・マドリードがブラジル・コネクションを生かして、さらなる有望株の獲得を目論んでいるようだ。スペイン紙「AS」は、レアルが“ニュー・カカ”ことサンパウロMFイゴール・ゴメスの動向を追っていると報じている。
FWヴィニシウス・ジュニオールをはじめ、FWロドリゴ、DFエデル・ミリトンなどレアルは近年の移籍市場でブラジルの若き逸材を立て続けに獲得。今年1月にもフラメンゴから、MFレイニエル・ジェズスを引き抜いていた。
しかし、新たな逸材の発掘に余念がなく、またしてもブラジル人選手のターゲットが浮上している。それがサンパウロでプレーするゴメスだ。すでに欧州クラブのスカウトの目に留まっており、バルセロナやセビージャ、アヤックスなども関心を持っていると言われている。
すでにレアルに加入したレイニエルも、そのプレースタイルから元ブラジル代表MFカカ氏を彷彿とさせる選手だと言われていたが、このゴメスはカカ氏本人からのお墨付きだ。記事によれば、カカ氏は「比較するのはあまり良くないことだ。過剰なプレッシャーを与えてしまう」と前置きしたうえで、「彼のプレースタイルが僕を連想させるというのは本当だよ」とコメントしているという。
ブラジルメディアでは「カカの改良型」とも称されているというゴメス。契約解除金は5000万ユーロ(約60億円)とも言われるなかで、多くの同胞が待つメガクラブへの移籍は実現するのだろうか。
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