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「日韓W杯の主人公の1人」コロナ入院で“危機的” 妻が吐露「突然、急激に悪化した」
日韓W杯でトルコ代表3位躍進に貢献のGKレチベル氏がコロナ感染、妻が状態告白
2002年日韓ワールドカップ(W杯)でトルコ代表の3位躍進に貢献し、スペインの名門バルセロナでもプレーしたGKリュシュテュ・レチベル氏が新型コロナウイルスに感染して入院し、「危機的時期」にあると英公共放送「BBC」が報じた。
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現在46歳のレチベル氏は、母国トルコのフェネルバフチェなどで活躍。2003-04シーズンに在籍したバルセロナでは公式戦7試合に出場した。トルコ代表として歴代最多120試合に出場し、なかでも脚光を浴びたのは02年の日韓W杯だ。
トルコはグループリーグ突破後、16強で日本に1-0と勝利。開催国の夢を打ち砕くと、準々決勝でセネガルを1-0と撃破して4強入りを決めた。準決勝でブラジルに0-1と惜敗するも、韓国との3位決定戦で3-2と勝利して大会を終えている。
3位の好成績を残した日韓W杯で、トルコ代表の守護神として君臨したのがレチベル氏だ。好セーブを連発し、ドイツ代表GKオリバー・カーンとともに注目を浴びた。「BBC」は「トルコで最多キャップの元GKリュシュテュ・レチベルが、コロナウイルスにより病院で“危機的時期”にある」と報じている。
妻のイシルさんは「突然、急激に症状が悪化した。まだショックを受けている」と語り、予想以上のスピードで体調が悪化した模様だ。妻と子供2人は検査で陰性が判明しているという。
レチベル氏について、スイス紙「laRegione Ticino」も「日韓ワールドカップの主人公の1人」「2002年にヒーローになった」と入院の動向を報じており、欧州でも大きな注目を集めている。トルコの英雄となったレチベル氏の1日も早い回復を願うばかりだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)