日本のコロナ感染が少ない理由は? レバノン代表DFの分析に独注目「おそらく…」
FC東京のDFオマリが日本の現状を独メディアに紹介 「棚が空だったのは初めて」
FC東京のレバノン代表DFジョアン・オマリは今季でJリーグ3年目を迎えているなか、ドイツのテレビ局「RBB 24」が「ベルリンのアスリートが海外でコロナ危機を経験」と特集を組んだ。欧州に比べ、日本で新型コロナウイルス感染者が少ない理由について、「おそらく…」とオマリの発言に関心を寄せている。
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新型コロナウイルス感染が世界で拡大し、イタリアやスペインでは非常事態宣言を発令。ドイツでは世界5位の6万2435人(米ジョンズ・ホプキンス大学集計/30日15時30分)と急増している一方、当初上回っていた日本が同29位の1866人となっている。
ドイツのベルリンで生まれ、レバノン代表でのプレーを選択したオマリに注目したのがドイツのテレビ局「RBB 24」だ。「ベルリンのアスリートが海外でコロナ危機を経験」と複数のプレーヤーを取り上げ、その中の1人としてオマリが登場する。
現在31歳のオマリは、フランクフルト(ドイツ)やスィヴァススポル(トルコ)を経て、2018年夏にアル・ナスル(UAE)からサガン鳥栖へ期限付き移籍。Jリーグ1年目は11試合1ゴールの結果を残し、2019年はヴィッセル神戸へ完全移籍した。神戸では元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタや同FWダビド・ビジャ、ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンらがおり、外国籍枠の関係で4試合(1ゴール)と出番が減少。今季からFC東京へ完全移籍していた。
新天地で心機一転を図るなかで新型コロナウイルス騒動に直面。「今でも普通の生活をしている」と語るオマリだが、「買い物へ行った時、棚が空だったのは初めてのことだった。パン、牛乳、麺類、トイレットペーパーがなくなっていた」と26日のエピソードを明かしている。