「南野以上に良い」 リバプールMF、37億円売却への“抗議”に英注目「放出を望んでいない」
今夏の移籍市場で退団の可能性が高まっているシャキリ 「クロップとの確執があるのか?」
世界中で感染拡大している新型コロナウイルスの影響により、プレミアリーグを含む欧州全域のリーグが中断を余儀なくされている。そんななか、英メディアは「南野以上に良い。ファンは2800万ポンド(約37億円)のスター売却に嘆き」と見出しを打ち、スイス代表MFジェルダン・シャキリの放出を反対する声が噴出していることを伝えている。
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中国で発生した新型コロナウイルスは現在欧州で猛威を振るっており、プレミアリーグも4月30日までの延期が決定。その後の再開も不透明な状況だ。南野にとっても、加入から2カ月でリーグとクラブが活動休止となり、適応するうえで手痛い足踏みを強いられている。
現地メディアは5月以降の再開となる可能性も指摘しており、このまま延期が長引いた場合、今夏の移籍市場にも大きな影響を及ぼすことになる。そんななか、英メディア「HITC」は「南野以上に良い。ファンは2800万ポンド(約37億円)のスター売却に嘆き」と見出しを打ち、退団が噂されているシャキリの去就に注目している。
シャキリは2018年に1300万ポンド(約17億円)でリバプールに加入した。当初はスーパーサブとして試合を決定づける活躍を披露していたが、今季は出番が激減しており、本人も退団する意向であると報じられている。記事ではトルコの強豪ガラタサライが獲得に乗り出していると伝えているが、「リバプールファンは放出を望んでない」と指摘している。
「クラブは2800万ポンドでの売却を目論んでいる」とし、1500万ポンド(約20億円)の利益を目指していると説明しているが、ネット上ではファンから反対の声が噴出しているようだ。中には「彼は南野以上に良い選手で、売却は正しくない。クロップとの確執があるのか?」「絶対にとどめた方がいい。南野以上の存在だし、試合を変えるクオリティーを備えている」と、南野と比較する意見も寄せられていた。
南野はリバプール加入後に公式戦7試合に出場しているが、いまだにノーゴールノーアシストと結果を残せていない。シャキリは負傷しがちな点が玉に瑕だが、加入1年目から宿敵マンチェスター・ユナイテッド戦で2ゴールを叩き込み、インパクトを残していた。ファンにとっては手放すには惜しい存在なのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)