「日本に戻れない」 ジーコ、新型コロナの脅威に言及「私にとって非常に危険なウイルス」
日本に帰還予定もパンデミックの影響で母国ブラジルに滞在「クラブはとどまるよう提言」
現在、世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、各国のリーグが中断している。Jリーグも延期の措置が取られているが、鹿島アントラーズでテクニカルディレクター(TD)を務めるジーコ氏は母国ブラジルメディアのインタビューに応じ、「私にとって非常に危険なウイルスだ」と危機感を示している。
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中国で発生した新型コロナウイルスが、全世界で猛威を振るっている。Jリーグは2月22日と23日に各カテゴリーの開幕戦を消化したが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、直後にリーグ中断を余儀なくされた。今月25日にはJ3が4月24日、J2が5月2日、J1が5月9日と段階的に再開していく方針を発表されている。
鹿島は開幕戦でサンフレッチェ広島に0-3の大敗を喫し、厳しいシーズンスタートとなっていたが、ブラジルメディア「UOL」は「67歳のジーコはコロナウイルスのリスクグループのメンバーであることをどのように感じているのかを語った」と見出しを打ち、ブラジルの英雄であるジーコ氏のインタビューを行っている。
記事では、「鹿島のTDはリオデジャネイロから日本に戻れない。ジーコは鹿島での職務のために26日の木曜日に日本へと戻る必要があった。しかし、コロナウイルスによるパンデミックのため、入国規制もあって移動することができない」と説明しつつ、「67歳は高齢者で構成されるリスクグループの最上位に位置する」と指摘している。
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