新型コロナは「5分後に息ができない」 ユベントスFWディバラ、発症時の“呼吸困難”を激白

ユベントスFWパウロ・ディバラが闘病中の様子を明かした【写真:Getty Images】
ユベントスFWパウロ・ディバラが闘病中の様子を明かした【写真:Getty Images】

英メディアも警鐘 「26歳の年齢で体力もあるのに…」

 現在、世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、イタリア・セリエAを含む欧州全域のリーグが中断している。ユベントスは今月21日、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラに新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを発表していたが、ディバラは発症した際に呼吸困難に陥った恐怖を明かしている。

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 中国の武漢を発生源とする新型コロナウイルスが現在、最も猛威を振るっているのが欧州であり、イタリアでは28日14時現在で8万人以上の感染者が出ており、死者も9000人を超える緊急事態となっている。ユベントスも最初にDFダニエレ・ルガーニが感染すると、フランス代表MFブレーズ・マテュイディに続き、前線の一角を担うディバラにも陽性反応が出た。

 順調に回復していると伝えられるなか、英メディア「GIVE ME SPORT」は「ディバラはコロナウイルスの闘病中に『息ができない』と明かした」と見出しを打ち、クラブ公式YouTubeに出演したディバラが新型コロナウイルスに苦しめられた際の症状について言及していると取り上げている。

「強い症状が出たけど、最近はもう快方に向かっている。今でこそ動くことができ、歩くこともできる。トレーニングも行えるが、(発症時は)5分後に息ができなくなり、何もできなくなる。筋肉にも激痛が走る。幸運なことに、今は(妻の)オリアナとともに元気だけどね」

 同メディアはこのようにディバラのコメントを紹介し、「症状が悪化した際は、呼吸困難になることを明らかにした」と説明。「26歳の年齢で体力もあるのに、これだけ苦しめられるのは懸念すべきことだ」と、身体的には強靭なはずの若いサッカー選手が何もできなくなるほど苦しめられる症状に、警鐘を鳴らしていた。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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