不動のフリーキッカーが交代? リバプールDF、相棒への“宣戦布告チャレンジ”に英注目
ロバートソンが正確無比なシュート精度を披露「新たなフリーキッカーがいるよ、アーノルド」
現在、世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、プレミアリーグを含む欧州全域のリーグが中断している。そんななか、リバプールのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンは自粛期間に公式SNSを更新。正確無比なシュート精度を披露し、サイドバック(SB)でコンビを組む相棒に宣戦布告している。
中国で発症した新型コロナウイルスが現在最も猛威を振るっているのが欧州であり、プレミアリーグも4月30日までの延期が決定し、その後の再開も不透明な状況だ。首位を独走するリバプールにとっても、場合によっては30年ぶりのリーグ優勝が手中からこぼれ落ちる可能性も浮上している。
リバプールは感染予防のために練習場も封鎖し活動を停止している状況にあり、選手は自宅での自主トレーニングに励んでいるが、この期間に右SBのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが公式SNSに見事なコントロールショットを動画で公開し、英メディアも話題に取り上げていた。
これを受け、左SBのロバートソンも対抗。「リーグが再開した時、我々には新たなフリーキッカーがいるよ、アーノルド」と文章を添えて動画を投稿。ボールを3つ用意したロバートソンは両端に手のひらサイズの的を設置したゴールマウスから十数メートル離れた。1球目は外すも、2球目はゴール右上の的、3球目は左上の的に当てた。
3球のうち2球で両方とも射抜いた正確無比なシュート精度に、リバプール専門メディア「Rousing The Kop」は「ロバートソンが楽しませる投稿でFKのスキルを披露」と見出しを打ち、「インパクトのある一撃を何度も見せることで、アシスト同様、ゴールを狙えることも示した」と綴っている。
ファン・ダイクも公式ツイッターで「なんて選手なんだ!」と驚きを示すメッセージをコメント欄に書き込んでいた。圧倒的な強さを誇るリバプールは両SBが核となっており、アシストを量産している。世界最高のSBコンビと評されることも多くなってきたが、ロバートソンはチームのフリーキッカーを務める相棒のアーノルドに宣戦布告していた。