ブラジルの英雄リバウド、旧友ロナウジーニョの収監に悲しみ 「美しい物語の汚点」
同胞ロナウジーニョの凋落に言及「悲しい気持ちで逮捕に関する記事を…」
バルセロナのレジェンドである元ブラジル代表FWリバウド氏が、偽造パスポート使用により元同国代表FWロナウジーニョ氏が兄とともに滞在先のパラグアイで刑務所に拘留されていることについて、「ブラジルの象徴の美しい物語の汚点」と語った。英紙「ザ・サン」が伝えている。
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2005年にバロンドールを受賞したロナウジーニョ氏は、リバウド氏とともに2002年の日韓ワールドカップ(W杯)で世界一を達成。だが、そんな輝かしいキャリアを持ちながらも、先日に40歳の誕生日を刑務所の中で迎えることとなった。
英ブックメーカー「Betfair」のアンバサダーを務めるリバウド氏は、「ロナウジーニョとは、彼がパラグアイで逮捕されてから連絡できていないが、心配しているし、悲しい気持ちで逮捕に関する記事を見たり、読んだりしている。これは彼の名声にとって良くないことだし、彼の美しい物語の汚点だ」と語っている。
刑務所で盛大に誕生日を祝ったとされるロナウジーニョ氏。かつてのチームメイトだった元ブラジル代表FWロナウド氏やDFロベルト・カルロス氏は、お祝いのメッセージを贈っていた。
それに対し、リバウド氏は旧友について冷静なコメントを残した。
「彼は素晴らしい人間で、楽しく、みんなと仲が良かった。だから、このパスポートの件については正確に何が起きたのか理解し難い。私はとにかく彼を応援しているし、すべてが問題なく終わることを願っている。ただ、外国で勾留された状態で誕生日を過ごすなんてきっととても苛立たしいことだろう」
リバウド氏は栄光を分かち合った戦友に静かにエールを送っていた。