ハノーバー山口、苦難のブンデスデビュー 3点差完敗で自身はチーム最低評価タイ

2ゴールのチチャリートに蹂躙され、チームも最下位

 J2のC大阪から今冬に加入したハノーバーの日本代表MF山口蛍が30日、敵地のレバークーゼン戦でデビューを果たしたが、チームは0-3で完敗。地元メディアに最低タイの評価をつけられるなど、苦難の船出となった。

 山口は4-4-2システムの中盤の右MFとしてブンデスリーガ初出場。日本代表DF酒井宏樹と揃ってフル出場した。しかし、レバークーゼンのメキシコ代表FWチチャリートことハビエル・エルナンデスに2得点を決められるなど0-3と粉砕された。酒井はPKを献上し、山口にとってはほろ苦いドイツデビューとなった。独地元紙「ビルト」紙の採点(1が最高、6が最低)では、山口、酒井ともにチーム最低タイの5点となった。

 ハノーバーは攻撃の中心である日本代表MF清武弘嗣が、昨年11月に右第5中足骨を骨折し、長期離脱中という苦しい状況が続く。この試合で最下位脱出はならず、この敗戦で19試合を終えて4勝2分13敗で獲得した勝ち点はわずか14となっている。

 日本代表3人を擁して、2部降格危機のチームは巻き返しを果たせるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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