リバプール新戦力「補強診断」 バーゲン移籍の南野は“保留”…「最も重要」な選手は?

(左から)マネ、ファン・ダイク、南野、ロバートソン、サラー【写真:Getty Images】
(左から)マネ、ファン・ダイク、南野、ロバートソン、サラー【写真:Getty Images】

エドワーズ氏の下で積極補強のリバプール、近年加入した新戦力を英紙が診断

 リバプールは、2016年にスポーツディレクターに就任したマイケル・エドワーズ氏の下で積極的な選手補強を行い、昨年はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げた。英紙「デイリー・スター」では、リバプールがエドワーズ氏の下で獲得した新戦力の補強診断を行っている。

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 エドワーズ氏が補強部門を担当してきたこの約3年半でリバプールには多くのスター選手が加入した。そのなかで「疑い余地なく最も重要だった補強」と称されているのがオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクだ。

 2018年冬の移籍市場でサウサンプトンから加入した大型センターバックは即座にレギュラーに定着し、守備陣の柱として君臨。昨季のCL制覇に大きく貢献し、2019年度のバロンドール投票では2位に入った。移籍金は当時のDF史上最高額となる7500万ポンド(98億円)と大きな買い物だったが、十分に期待に応える活躍を疲労している。

 ファン・ダイクに次いでは、アタッカー陣の核となっているセネガル代表FWサディオ・マネや2年連続プレミア得点王のエジプト代表FWモハメド・サラー、不動の左サイドバックのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソン、守護神のブラジル代表GKアリソン・ベッカー、ボランチのブラジル代表MFファビーニョといった選手が順に高い評価を受けている。

 今冬にザルツブルクから725万ポンド(約9億5000万円)で加入した日本代表MF南野拓実は18選手中10番目の評価となった。「とてつもなくお手頃な取引が完了したことは多くの称賛を受けている」と破格のバーゲン移籍に言及されたうえで、「ミナミノについて判定を下すにはあまりに早過ぎる」と現時点では“保留”となった。「前線3枚のどこでもプレー可能な日本代表はわずか7試合の出場で、大半はベンチから」と指摘されており、今後のさらなるアピールに期待が懸かる。

 なお最も低評価だったのは、2016年に加入し、現在はベジクタシュへローン移籍中のドイツ人GKロリス・カリウスだ。2018年のCL決勝、レアル・マドリード戦では二つのミスで失点に絡み、大きな批判を浴びたことは記憶に新しく、今でもGKのミスが起こる度に話題をぶり返されるほどのネガティブなインパクトを残してしまった。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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