「マンU行きのチャンスを捨てた」 新参Jリーガーの“後悔”に海外注目「彼が拒否した」
今年1月に磐田に加入したFWルリーニャが心情を吐露「もしあの時に戻れたら、僕は…」
現在、世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、各国のリーグが中断している。Jリーグも延期の措置が取られているが、今年1月にJ2ジュビロ磐田に加入したFWルリーニャは過去にマンチェスター・ユナイテッドに移籍するチャンスがあったとブラジルメディアが取り上げるも、本人が拒否して破談に終わったと説明している。
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中国で発症した新型コロナウイルスがいまや全世界で猛威を振るっている。Jリーグは2月22、23日に各カテゴリーの開幕戦を消化したが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、最終的に開幕戦直後にリーグ中断を余儀なくされた。一方、今月25日にはJ3が4月24日、J2が5月2日、J1が5月9日と段階的に再開していく方針を発表した。
開幕戦でモンテディオ山形に2-0で勝利した磐田は、コリンチャンスなど名門クラブでプレーした経験を持つルリーニャを今冬に獲得しているが、ブラジルメディア「UOL」は「ルリーニャはユナイテッド行きのチャンスを捨てた」と見出しを打ち、新参者のJリーガーが抱える後悔に注目している。
コリンチャンスでプロデビューを果たしたルリーニャだが、前途有望と評されていたユース時代にプレミアリーグの強豪ユナイテッドに加入する可能性があったようだ。「15歳の時にユナイテッドのテストを受ける提案があった」とビッグクラブ移籍のチャンスが到来していたと説明している。
最終的には実現に至らなかったが、当時の決断をルリーニャは後悔しているようで、「もしあの時に戻れたら、僕はおそらく別の道を選んだだろう」と心情を吐露。「ユナイテッドのスポーツ・ディレクターが自宅に来たのを覚えている。僕もユナイテッドに移籍するために現地に足を運んだ」と当時を振り返っている。
しかし、記事では「彼はブラジルを離れ、イングランド挑戦の架け橋としてフランスでプレーしなければならなかった。彼がそれを拒否した」と、ユナイテッドに加入する条件を受け入れられずに破談に終わった」と綴っていた。今季から磐田でプレーすることになったルリーニャだが、ユナイテッド移籍のチャンスを棒に振った過去は、キャリア最大の後悔として心の内に残っているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)