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FIFA、今夏の欧州移籍市場を来年1月まで拡大か 「本来のマーケットを持つことは難しい」
新型コロナウイルスの影響を受け、リーグ再開の目途も経たず
新型コロナウイルスの影響で世界中のリーグ戦が中断されるなど大きな打撃を受けているサッカー界。国際サッカー連盟(FIFA)は今夏の移籍市場を7月から来年1月まで拡大してオープンさせる案が浮上しているという。スペイン紙「スポルト」は「FIFAはスーパー移籍を計画」と報じている。
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新型コロナウイルスは世界規模でのパンデミックが起きており、サッカー界では進行中だった各国のリーグ戦が軒並み延期され、再開の見通しも立っていない状況だ。イングランドでは26日に7部以下のカテゴリのリーグは再開せずにシーズン途中終了となることを発表したが、主要各国リーグも今後中断か再開かの判断を迫られている。
さらにオフシーズンに開かれる移籍マーケットへの影響も懸念されている。英紙「テレグラフ」ではFIFAが毎年7月から8月いっぱいまで開かれている夏の移籍市場の期限を来年1月まで大幅に拡大する可能性があると報じた。また、シーズンが再開された場合は7月以降も試合が行われる可能性があるため、クラブとの契約が6月30日までとなっている選手の扱いも議論の対象となっている。
スペインの「スポルト」紙は、移籍市場の拡大について「FIFAが7月から1月までのスーパー移籍市場を計画している」と報じた。「本来の移籍マーケットを持つことは難しい」と指摘し、長期間に渡って選手の移籍交渉が可能な前代未聞の状況となる可能性を伝えている。
シーズン開幕前ということもあり例年多くの移籍が成立する夏の移籍マーケット。8月31日のデッドラインデーともなれば駆け込み移籍が相次ぎ、大きな盛り上がりを見せるサッカー界の一大イベントでもあるが、今年は“通常営業”というわけにはいかなくなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)