過去10年で最高の瞬間? 中村敬斗所属のトゥエンテ、“伝説のダイブ”に再脚光でファン爆笑

元オランダ代表DFペーテル・ヴィスヘルホフ【写真:Getty Images】
元オランダ代表DFペーテル・ヴィスヘルホフ【写真:Getty Images】

2011年のスーパー杯、DFヴィスヘルホフが相手の足が当たっていないなかでダイブ

 世界に蔓延する新型コロナウイルスの影響により、欧州各国リーグは中断を余儀なくされている。オランダも例外ではなく、3月中旬の第27節から試合延期に踏み切った。そんななか、日本人FW中村敬斗が所属するトゥエンテが公式インスタグラムで過去の試合を回顧。かつてキャプテンも務めた元オランダ代表DFペーテル・ヴィスヘルホフの“伝説のダイブ”に再びスポットライトを当て、ファンも爆笑に包まれている。

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「2010~20年のベストモーメント」

 トゥエンテ公式インスタグラムがこう綴って振り返ったのは、2011年7月30日に行われたスーパーカップのアヤックス戦(2-1)だ。

 前半21分にPKで先制したトゥエンテはアヤックスに一度は同点に追いつかれるも、後半23分に元コスタリカ代表FWブライアン・ルイス・ゴンサレス(現サントス)の決勝ゴールで勝ち越し。1点のリードを保って迎えた同38分だった。

 右サイドでパスを受けたトゥエンテDFヴィスヘルホフが、右足でボールをコントロールしたところにアヤックスDFデイリー・ブリントがカットを狙って右足を出す。これは空振りとなり接触はなかったが、ヴィスヘルホフは突如ジャンプしてピッチへダイブ。いかにも蹴られたかのように、苦悶の表情を浮かべて倒れ込んだ。

 アヤックスの選手が怒りを露わにしながらシミュレーションを主張したこのプレーは、当時「ダイブ・オブ・ザ・イヤー」「史上最悪のダイブ」と海外メディアを賑わせ、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」選出の「サッカー史上最大のダイブ20」にもノミネートされたほどだった。

 今回のトゥエンテの投稿に対しても、海外ファンから「決して忘れない」「懐かしい」「ガハハハ」といったコメントが寄せられ、爆笑の渦が巻き起こっている。

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