ミランFWイブラヒモビッチが現役引退も検討? EL出場権が去就のカギと伊紙報道
母国スウェーデンで自宅待機中、7位以下ならスパイクを脱ぐ?
昨年12月に古巣ACミランへの復帰を果たした元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、現役引退を含めて自身の去就について熟慮しているようだ。英紙「デイリー・メール」が伝えている。
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ミラン復帰後は公式戦10試合で4ゴールをあげるなど、38歳にしてなお圧倒的な存在感を放ち続けているイブラヒモビッチだが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにセリエAは中断を余儀なくされ、再開の目処は立っていない。加えてミランと同選手との契約も今シーズン限りとなっていることから、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」によれば、イブラヒモビッチは現在母国スウェーデンで自宅待機をしながら、自身の去就について考えるようになっているという。
イブラヒモビッチの代理人を務めるミノ・ライオラ氏によると、同選手にとって進路を決めるうえで最も大事なものは金銭ではなく、モチベーションを刺激されるようなプロジェクトに関われるかどうかであり、今の段階で同選手が最も望んでいることは、ミランが来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得することだという。現在7位のミランがEL出場権を得られる6位以内を確保して今シーズンを終えた場合、イブラヒモビッチはクラブへの残留を希望する可能性が高いが、そうでなければ現役を引退してマネジメントの分野へチャレンジすることも含めて様々なプランを検討しているようだ。
その大胆不敵かつ豪快なプレースタイルでファンを魅了し、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッドなど欧州のビッグクラブを渡り歩くなかで数々のタイトルを手にしてきたイブラヒモビッチだが、自身の今後について果たしてどのような決断を下すのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)