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英雄マラドーナ、新型コロナ対策で自主隔離 心臓に持病、自ら決断と医師が明かす
2000年に心臓の不整脈を患い手術 ルケ医師「家にいることの重要性も理解している」
新型コロナウイルスの感染拡大の影響が世界中に及ぶなか、サッカー界のレジェンドである元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏も、自身の健康管理のために自主隔離を決断したようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
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昨年から母国アルゼンチンのヒムナシア・ラ・プラタで監督を務めているマラドーナ氏だが、今から20年前の2000年には心臓の不整脈を患い、手術を受けている。この手術により心臓機能の約38%を喪失しただけでなく、術後は慢性的な高血圧の状態が続いていたという。健康状態に不安のある同氏を長年にわたって診てきたレオポルド・ルケ医師は、「ディエゴは自分の状況にとても注意深くなっていて、家にいることの重要性も理解しているよ。だから政府から正式なアナウンスがあるのを待つことなく、隔離生活に入ることを選んだんだ」と語り、同氏が自主的に隔離生活に入ったことを明かした。
ルケ医師によると、マラドーナ氏はブエノスアイレス市内にある自宅でテレビのスポーツ番組を無言で見ながら、退屈しのぎをしているという。また、健康管理のためにビタミンやミネラル系のサプリメントも摂るようにしていて、さらに身の回りのサポートをしてくれるスタッフが定期的に同氏の家を訪れているため、今のところ同氏の健康状態に異常はないようだ。
欧州をはじめ世界中のプロサッカーリーグや大会が中断もしくは延期を余儀なくされるなど、新型コロナウイルスの影響は当分収まりそうもないが、その感染拡大の余波は「20世紀最高のサッカー選手」とも言われたマラドーナ氏の生活にも及んでいるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)