“魔法ドリブル”、華麗ターンにダブルタッチ… 久保建英の今季「TOP5スキル」に脚光
久保が今季リーグ戦で見せた「TOP5スキル」を「DAZN」が選出
マジョルカの日本代表MF久保建英は今季、リーガ・エスパニョーラ初挑戦で3ゴール3アシストの記録を残している。昨夏にFC東京からレアル・マドリードへ渡った18歳MFは、初挑戦のリーガ・エスパニョーラでも堂々とプレー。そのなかでも、久保が今季見せたトップ5スキルを「DAZN」が選出している。
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まず、最初に選ばれたのは2019年11月10日に行われたリーグ第13節ビジャレアル戦(3-1)でPKを奪取したシーン。この試合でスペイン初ゴールもマークした久保は、前半13分に先制点をもたらす。自身が蹴った左CKのこぼれ球を拾った久保は、瞬発力のあるスピードで相手MFアンドレ=フランク・ザンボ・アンギサを振り切り、ペナルティーエリア内に侵入。詰めてきた相手MFジェラール・モレノも鋭いフェイントでかわすと、相手MFビセンテ・イボーラに足をかけられて転倒し、これがPK判定となった。エリア内での華麗な2人抜きを見せた久保は、2-1とリードした後半8分にゴールも決め、全得点に絡む活躍だった。
続いて選出されたのは、同12月21日の第18節セビージャ戦(0-2)で、元レアル・マドリードの相手DFセルヒオ・レギロンを翻弄したドリブル。前半3分に右サイドを突破すると、ゴール前にラストパスを送った。パスターゲットとなったFWラゴ・ジュニオールは合わせるだけの状況でシュートを外したが、久保の“魔法ドリブル”が光った一戦だった。
3つ目は同11月30日の第15節ベティス戦(1-2)の鮮やかな“回転スキル”。1点ビハインドで迎えた前半15分、マジョルカはサイドチェンジから右サイドに振ると、DFフラン・ガメスからエリア内にスルーパスを供給。そこに走り込んだ久保は、相手ゴールに背を向けた状態でボールを受けたが、左足の裏でトラップすると同時に鋭く反転。マークについたメキシコ代表MFアンドレス・グアルダードを軽やかな回転スキルで手玉に取り、左足でシュートを放った。