安部裕葵、“延期”の東京五輪に向け日本でのリハビリ風景を公開 岡崎もエール「いい感じ」
長期離脱を強いられている安部裕葵が公式インスタグラムにリハビリに臨む様子を公開
バルセロナBに所属する日本代表MF安部裕葵が26日、自身の公式インスタグラムを更新した。今年2月に右足大腿二頭筋断裂の手術を受け、長期離脱を強いられているなかで、リハビリに臨む様子を公開。東京五輪が1年程度延期されることが決定し、安部にも出場できる可能性が出てきており、同じスペインで奮闘するウエスカの日本代表FW岡崎慎司も反応している。
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安部は2月2日のセグンダ・ディビジョンB(3部相当)第23節プラット戦(2-1)で0-1の後半23分から途中出場。だが、同点とした直後の同34分に相手DFを抜き去った瞬間、右ハムストリングを押さえて転倒した。表情をしかめたまま、1人では歩くこともできず、最後はおぶわれてピッチを去った。
同5日にはバルセロナが、「試合中に右足大腿二頭筋の腱の断裂を起こしたことが分かった」と発表。受診した結果、10日にフィンランドへ向かい、翌11日にラッセ・レンパイネン医師の手術を受けた。昨夏に鹿島アントラーズがバルサ入りを果たし、Bチームで公式戦20試合に出場し4点をマークしていた安部にとって無念の負傷だった。
当時は半年後に迫っていた東京五輪だったが、3月24日に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて今夏の開催を延期することがIOCに承認された。現在は各国のリーグ戦をはじめ、国際試合なども中断。U-23日本代表が3月に臨む予定だった国際親善試合2試合(27日の南アフリカ戦、30日のコートジボワール戦)も中止となった。
だが、長期離脱を強いられていた安部にとって東京五輪の延期決定は大会出場に可能性を見出すものとなる。リハビリも順調の様子で、安部は自身の公式インスタグラムに英語で「できることをやろう。いい感じ」として、軽いランニングやボールを蹴る姿も動画で投稿。帰国して日本でリハビリに臨んでいるようだ。
これに大先輩の岡崎が力こぶなどの絵文字でエールを送ると、安部もハートの絵文字で返信している。コメント欄には多くの激励の言葉が綴られており、ファンは安部の復帰を心待ちにしているはずだ。