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オーバメヤンの2得点でドルトムントが2連勝! 先発復帰の香川は後半途中に退く
堅守のインゴルシュタットに苦戦も、終盤にエースが爆発
ドルトムントは30日、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクに昇格組インゴルシュタットを迎え、ブンデスリーガ第19節を戦った。試合はドルトムントが、エースFWオーバメヤンの2得点により2-0の勝利を収めた。日本代表MF香川真司は左インサイドハーフで先発出場したが、得点には絡まず後半10分にピッチを退いた。
第18節を終えてリーグトップの50得点を誇るドルトムントと、リーグ2位タイ18失点の堅守を誇るインゴルシュタットという対照的な持ち味を持つ両者の対戦。激しく降る雨がピッチやボールを濡らし、選手たちはボールが足につかないなど悪天候に苦しんだ。
前半の終盤には香川の左クロスをオーバメヤンが頭で合わせるシーンもあったが、結局得点は奪えずにスコアレスで前半を折り返した。
後半もドルトムントはリズムに乗れず、決定機を作れないまま時間が過ぎる。後半10分にはMFバイグルに代えてMFライトナー、香川に代えてMFカストロを投入した。
同20分にはヒヤリとする場面もあった。主将DFフンメルスがレスカーノからのプレッシャーを受けてGKへのバックパスを選択すると、これがミスキックとなり、高く浮き上がったボールがGKビュルキの頭上を越えてゴールに吸い込まれた。しかし、バックパス直前のレスカーノのプレーがファウルの判定となり、ゴールは認められなかった。
それでもドルトムントは同32分、DFピスチェクの右クロスをオーバメヤンが頭で決めて、ついに均衡を破る。エースは同41分にも左足で決めて今季の得点数を試合数を上回る20に伸ばした。試合はそのまま終了し、リーグ2位のドルトムントは後半戦2連勝を飾った。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images