本田がミラン復活への改革案を再激白 「負けてその都度変えるのは、もう終わりにしよう」
「みんなにミスはあった」
31日のミラノダービーでたとえ負けたとしても、戦術やシステムを変更すべきではないと本田は訴えている。在籍2年間で、監督も選手も次々に入れ替わった。マッシミリアーノ・アッレグリ氏、クラレンス・セードルフ氏、フィリッポ・インザーギ氏が次々と解任され、今季ミハイロビッチ監督がやってきた。
「ミランは監督や選手を変更し過ぎたのか?」という記者の質問に対し、本田はミランの強化責任者であるアドリアーノ・ガリアーニCEOの仕事ぶりに触れる。
「ガリアーニの仕事が複雑なのは分かっている。世界で最高の幹部だと証明した。できるだけ、早くトップに戻りたがっている。ここ2年、多くの決定をしたけれど、今はファイルに保管しよう。みんなにミスはあった。もう終わったこと。今あることに集中すべき」
監督交代も選手補強も奏功していない――。名門ミランはいまだ暗黒期にあるが、本田は光明を信じて前を向いていた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images