バイエルン主力DFアラバが今夏に退団濃厚 レアル、バルサ、マンCの“三つ巴”勃発か
左サイドバックの状況としてはバルセロナのほうがより重要度大か
リーガ・エスパニョーラはスペインでの新型コロナウイルスの感染拡大が続いているため無期限の公式戦延期が決まっているが、再開となれば首位バルセロナと2位レアル・マドリードのどちらが覇権を獲るのかというのが焦点となるだろう。そのなかで、夏の移籍マーケットに向けてのつばぜり合いもすでに聞こえ始めている。
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両クラブがターゲットに置いている、とスペイン紙「マルカ」が伝えているのはバイエルンのオーストリア代表DFダビド・アラバだ。サイドバックに中盤と数多くのポジションを“本職”とする稀代のマルチロールは、「アラバロール」との異名を取るほどになった。
そのアラバだが、2021年6月末にバイエルンとの契約を満了することになっている。ドイツ紙「ビルト」によると、今夏までにブンデスリーガの絶対王者を去る可能性が非常に高まっており、新天地の選択肢はレアル、バルサ、そしてジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティだと見られている。ただし、アラバ自身の考えとしてはレアルかバルサに行くことを所望している模様だという。
現時点でアラバがこなしている左サイドバックで言うと、レアルは非常に充実した陣容となっている。ブラジル代表DFマルセロを筆頭にフランス代表DFフェルランド・メンディ、セビージャにレンタル移籍中のスペイン人DFセルヒオ・レギロンもいるからだ。
一方でバルサの場合は、盤石のレギュラーであるスペイン代表DFジョルディ・アルバが31歳を迎え、昨夏に加入したDFジュニオル・フィルポはここまでバックアッパーとしての期待に応え切れてはいない。陣容を踏まえるとバルサのほうが切望度が高そうだが、果たして2強のピッチ外の対決はどちらに軍配が上がるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)