「集中できる」 本田圭佑、オーバーエイジで出場目指す東京五輪の延期に「問題ない」
東京五輪出場を目指すと以前から公言…延期を受けてツイッターで言及
東京五輪は24日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて今夏の開催を延期する方針でIOC(国際オリンピック委員会)に承認された。オーバーエイジ枠で東京五輪出場を目指すと公言するブラジル1部ボタフォゴMF本田圭佑は、自身の公式ツイッターを更新。東京五輪の来夏までの延期について言及した。
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今夏開催予定だった東京五輪はこの日、安倍晋三首相とIOCバッハ会長が電話会談を行い、1年程度の延期をする方針で決定。U-23日本代表を率いる森保監督は「東京五輪開催時によりパワーを持って臨めるよう、これまで積み重ねたものをさらに積み上げていきます」と決意を新たにしていた。サッカー界では同じく今夏に行われる予定だった欧州選手権(EURO)やコパ・アメリカの来年への延期がすでに決まっていた。
世界的に猛威を振るう新型コロナウイルスだが、現在は各国のリーグ戦をはじめ、国際試合なども中断。U-23日本代表が3月に臨む予定だった国際親善試合27日に予定されていた南アフリカ戦、30日のコートジボワール戦も中止となった。今回の強化試合は国際Aマッチ期間に行われるため、A代表常連であるMF堂安律(PSV)や、MF久保建英(マジョルカ)、DF板倉滉(フローニンゲン)らの招集も可能で、貴重な合宿となる予定だった。だが、それだけでなく、五輪本番が来夏までの延期となってしまった。
そんななか、本田は自身の公式ツイッターを言及。以前からオーバーエイジで東京五輪出場を目指すと公言していた本田は、ポルトガル語で「五輪が来年に延期された。問題ない。今、私ができる最大限のことに集中することができる」と来年の延期も前向きに捉えた。
1月にボタフォゴに加入した本田は、登録上の問題やインフルエンザ感染によりデビュー戦が見送られていたなか、現地時間15日のリオデジャネイロ州選手権バングー・アトレティコ・クルーベ戦(1-1)に先発出場。昨年12月にオランダ1部フィテッセを退団後、念願だった新天地デビュー戦では、FWラファエウ・ナバーロが倒されて得たPKを、本田が冷静にゴール左へ決めてゴールをマークした。
本田にとって、来年までアピールの場が増えたことはポジティブなこととなるのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)