天才ロナウジーニョ、YouTube史上初「100万回再生」の“神業テクニック”映像に再注目
バルセロナに所属していた2005年当時の“話題沸騰”映像を英メディアが紹介
元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏は、偽造パスポート所持の疑いで兄とともにパラグアイの警察当局に逮捕された。スーパースターの転落ぶりが毎日のように報じられているなか、かつて“神テクニック”として話題を集めた「100万回再生を達成した最初のYouTubeビデオ」に再び脚光が集まっている。
ロナウジーニョ氏は、今月4日にパラグアイで行われたチャリティーイベントに参加。しかし、パラグアイ国籍の偽造パスポート所持により兄のアシス氏とともに地元警察に逮捕された。一旦釈放されたものの、出国逃亡の恐れがあることから再び拘束されている。
英メディア「スポーツバイブル」は、21日に40歳の誕生日を迎えたロナウジーニョ氏の圧巻スキルに再び注目。「100万回再生を達成した最初のYouTubeビデオ」と見出しを立て、話題騒然となった動画を紹介している。
映像は2005年のもので、スポーツブランドのナイキが当時バルセロナに在籍していたロナウジーニョを起用したプロモーションだ。新シューズを着用し、感触を確かめるように芝生を歩き始め、おもむろにリフティングを開始。そのまま中央へゆっくり進むと、ボールを一度も落とさずにエリア外からボレーシュートを放った。
ボールがクロスバーに直撃し、再びロナウジーニョの元へ舞い戻る。華麗にトラップし、また同じようにボレーシュートを放ち、クロスバーを直撃してボールが戻るという流れを再現。結局、リフティングしながら一度もボールを落とさず、4連続クロスバー直撃キックという離れ業を披露した。
「スポーツバイブル」は「正直なところ、ロナウジーニョの正確無比さが本物ではないとしても、ビデオを楽しむことを妨げるだろうか?」と投げかけ、史上初めて100万回再生を達成したメモリアル映像を称賛している。
ロナウジーニョ氏の神業テクニック映像は、歴史に名を刻んだ1本として語り継がれるに違いない。