ドルトムント&バイエルン、新型コロナ余波で給与20%削減に合意 1カ月で2億円超の“節約”
ドイツ紙「ビルト」が報じる ドルトムントは“リストラ”なし
ブンデスリーガのドルトムントとバイエルン・ミュンヘンは新型コロナウイルスの感染拡大によるリーグ中断を受け、選手やフロントスタッフが給与削減で合意したとドイツ紙「ビルト」が報じている。クラブ全体で20パーセントの予算削減を目指す方針だという。
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ドルトムントは現在中断しているブンデスリーガがこのまま再開されなかった場合はチーム全体の給与を20パーセント削減、無観客試合での再開となった場合は10パーセントの削減を目指すという。選手だけではなく、年俸450万ユーロ(約5億4000万円)を受け取っているルシアン・ファブレ監督も給与カットを快く受け入れると報じられている。
ドルトムントはスタッフも含め、チーム全体の給与総額は年間で1億4000万ユーロ(約168億円)にも及ぶ。20パーセントの給与カットでは1カ月あたり230万ユーロ(約2億8000万円)の節約になり、約850人いる職員が全て仕事を続けられるように取り計らうという。
一方のバイエルンも選手と取締役会のメンバー全員が20パーセントの給与カットに応じるという。カール=ハインツ・ルンメニゲ会長とオリバー・カーン氏、ハサン・サリハミジッチ氏がGKマヌエル・ノイアー、FWトーマス・ミュラー、FWロベルト・レバンドフスキ、DFダビド・アラバ、DFジョシュア・キミッヒ、MFチアゴ・アルカンタラというリーダー格の選手たちと話し合い、合意に達したという。
また、この両クラブに続いてシャルケも同様の対策を講じることになると報じられている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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