「日本にいて忘れられた」 元Jリーグ外国人FW、まさかの「長期失業」を傷心告白
鹿島、湘南、甲府、松本でプレーしたブラジル人FWジネイが日本での日々を回顧
鹿島アントラーズなどJリーグの4クラブでプレーしたブラジル人FWジネイ(ECアグア・サンタ)が、「誰もがすごく褒める国である日本」での充実した日々を振り返った一方、「日本にいて、みんなに忘れられてしまった」と母国帰国後の“長期失業”を告白している。米スポーツ専門局「ESPN」ブラジル版が報じた。
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現在36歳のジネイは、2015年に母国ヴィトーリアから鹿島アントラーズに加入。Jリーグデビュー戦となったサンフレッチェ広島戦でゴールを決めるなど存在感を放つも、右膝前十字靭帯と右膝半月板の損傷により長期離脱を強いられ、1年目はリーグ戦4試合1ゴールにとどまった。
16年夏に鹿島から湘南ベルマーレに移籍すると、翌17年には33試合とフル稼働して12ゴールを決め、J2優勝とJ1昇格に大きく貢献。18年はヴァンフォーレ甲府と松本山雅FCでプレーし、母国へ戻った。
Jリーグ移籍を決断した当時の心境について、ジネイは「経済的な生活を送りたいと思っていた。そして、誰もがすごく褒める国である日本を知りたいと思っていた」と明かしている。
また、日本での日々は想像以上に快適だったようだ。「言葉と食べ物のせいで、適応は難しいと思ったけど、いつも家にいるように感じたんだ。最初から最後の日まで、誰もがすごく良くしてくれた」と感謝の言葉を口にしている。
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