マンU、FWイガロを中国クラブから完全移籍で“買取”へ 「20億円で契約を準備」と英紙報道
5月末まで上海申花から期限付き移籍中
マンチェスター・ユナイテッドは5月末までの期限付き移籍で加入しているナイジェリア代表FWオディオン・イガロを中国スーパーリーグの上海申花から1500万ポンド(約20億円)で完全移籍の買取を行うようだ。英紙「デイリー・メール」が報じた。
イガロは今冬の移籍市場最終日にユナイテッドに移籍。プレミアリーグでは4試合で無得点だが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では3試合で2得点1アシスト、FAカップでは1試合2得点とインパクトを残している。
ローン移籍の契約も6月末までのケースが一般的だが、記事によればイガロは5月31日までの契約でユナイテッドに加入しているという。新型コロナウイルスの影響でプレミアリーグは4月30日まで中断することが決まっており、再開した場合はシーズンが6月以降までずれ込む可能性が高い。そのため、ユナイテッドはイガロとの契約延長を急ぐ必要がある。
ユナイテッドはここまでのイガロのパフォーマンスに満足しているようで、完全移籍で買取の可能性が浮上している。所属元の上海申花は6月で31歳になるイガロの評価額を1500万ポンド(約20億円)と設定しており、その金額であれば売却に応じる構えのようだ。
記事では「マンチェスター・ユナイテッドは今夏に1500万ポンドでオディオン・イガロとの契約を準備。ナイジェリア代表ストライカーの契約は5月31日で切れることが判明した」と報じられている。
冬の移籍市場でユナイテッドはボーンマスのFWジョシュア・キングの獲得に動いたが失敗。その代わりとして急きょ浮上したイガロの移籍が実現していた。
当初は“その場しのぎ”の補強とも揶揄されていたイガロだが、憧れだったユナイテッドへの完全移籍を実現させることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)