リハビリ中の中村憲剛、膝の“可動域制限なし”をSNSで報告 「少しずつまた変化して行く」
大怪我を負った左膝を手術後、4カ月が経過
川崎フロンターレの元日本代表MF中村憲剛が、公式インスタグラムを更新した。昨シーズン中に負傷した左膝のリハビリについて経過報告。「曲げ伸ばしの可動域の制限がついになくなりました」と、復帰へ向けて順調に進んでいる様子を明かした。
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2003年から川崎でプレーする中村は、今季で在籍18年目。昨年11月、J1リーグ第30節サンフレッチェ広島戦(1-2)で左膝前十字靭帯損傷、左膝外側半月板損傷の大怪我を負い手術を受けたため、現在はリハビリに励んでいる。新型コロナウイルスの影響により、Jリーグは3月中の公式戦を中断。術後4カ月が経過したという中村も、復帰へ向けて懸命に努力を続けている。
そんななか、自身の公式インスタグラムでリハビリの様子を公開。22日で「術後4ヶ月」が経過し、「今日で術後4ヶ月になりました。膝の方ですが、先日の病院でのリハビリで状態は良いので曲げ伸ばしの可動域の制限がついになくなりました」と報告した。
左膝前十字靭帯損傷の大怪我。これまで、沖縄キャンプなどでもリハビリの様子をSNSなどで公開してきた中村だが、膝の可動域の制限がかけられていたという。インスタグラムでは「これは前十字を損傷した人はわかると思いますが、術後からここまでは膝の曲げていい角度に制限があって、この週数までは何度、この月数までは何度、といったように週数と状態に応じて決まってきました」と、細かい指示のもと段階を踏んで徐々に膝へ負担がかけられるようになっていったようだ。
術後4カ月が過ぎるなかで、ようやく「今回OKをもらったので、膝の曲げる角度を右足と同じくらいまでにチャレンジできるようになりました」と、座って左膝を抱えたまま体に引き寄せる写真を投稿。負傷していない右足と同等の角度まで曲げられるようになった。
まだまだ厳しいリハビリに取り組んでいるが、「室内リハビリ、マシントレーニング、ボールトレーニングと引き続きやって来てますが、少し疲れが溜まってきたのでボリュームをコントロールしながらやっています」と、疲労を考慮しながらも自身のペースで続けており、「膝の曲げ伸ばしに制限がなくなったので、少しずつまた変化して行くと思います」と、復帰へ向けて力強い言葉を残した。
ファンからも「復帰初戦でのゴールパフォ待ってます」「焦らずゆっくり万全で復活」「曲げ伸ばし制限あったんすね知らなかった…」など激励の言葉が届いている。Jリーグが再開し、明るい毎日を取り戻した時、再びピッチではじける中村のプレーも楽しみにしていたい。