FA杯勝利のファン・ハール監督がサポーターに自虐的感謝 「彼らは”退屈な”試合を見にきてくれる」
敵地でダービーに3-1と勝利し5回戦進出
マンチェスター・ユナイテッドは29日に行われたFAカップ4回戦の敵地ダービー・カウンティ戦に3-1で勝利し、5回戦進出を決めた。チームを率いるルイス・ファン・ハール監督は、不振に陥りながら支え続けてくれるサポーターに「今も“退屈な”マンチェスター・ユナイテッドの試合を見にきてくれる」との言葉を送った。クラブ公式サイトが伝えている。
ユナイテッドは主将FWウェイン・ルーニーの得点で先制。1-1と一度は同点にされたが、その後にDFダレイ・ブリントとMFフアン・マタが得点を奪い、3-1で勝利を収めた。試合後、ファン・ハール監督はクラブ専門TV「MUTV」のインタビューに応じ、勝利の余韻に浸っていた。
「とてもハッピーだ。パフォーマンスにもとても満足している。ハーフタイムには前半やったことを続けよう、と選手たちに言った。失点は、以前と同じように自分たちで招いたものだ。それでも、前半の内容は良いものだった。自信に溢れていたし、自信を取り戻したことはとても重要なこと。後半の方が内容は良かった。チャンスを多く作り、ゴールを決めた。しかし、もっと点を取れるだけのチャンスも作れていた。私は、非常にハッピーな監督だよ」
23日のリーグ第23節サウサンプトン戦に0-1と敗れ、ファン・ハール監督は本拠地オールド・トラッフォードのサポーターから大ブーイングを浴びるなどバッシングの嵐を受けた。指揮官が辞任を決断したと報じられるほどのプレッシャーに晒されたが、その後辞任報道をきっぱりと否定し、残留を宣言していた。現在は、チームもしっかりと立ち直ったと主張している。
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