「ベストマンだった」 LAギャラクシーSD、チチャリートに“イブラ代役”は「不可能」

LAギャラクシーに所属するメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス【写真:Getty Images】
LAギャラクシーに所属するメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス【写真:Getty Images】

チチャリートには“別の役目” 「自分たちのプレースタイルに変化を与えてくれる選手」

 米メジャーリーグサッカー(MLS)のLAギャラクシーでスポーツディレクターを務めるデニス・テ・クロース氏が、昨季まで同クラブに所属していた元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチについて、代役を見つけるのは不可能な存在と語っている。スペイン紙「AS」が報じた。

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 イブラヒモビッチは2018年から約2年間LAギャラクシーに在籍。19年には30得点してクラブのシーズン最多得点記録を更新するなど、多くのゴールをチームにもたらし、2年連続でMLSのベストイレブンにも輝いている。ただ、昨年いっぱいで契約満了となったことを受け、冬の移籍市場でイタリア・セリエAの名門ACミランへ復帰を決断した。

 イブラヒモビッチを失ったLAギャラクシーは、メキシコ代表FWチチャリートことハビエル・エルナンデスを新たに迎えたが、まだゴールを挙げられていない。加入からわずか2試合にもかかわらず、イブラヒモビッチの代わりを期待されていたためファンにはすでに落胆の色が見られ始めている。

 これを受けてクロース氏は、チチャリートが来たことにより、チームはひとりの選手に頼るのではなく、より一丸となってプレーできるようになると主張。「私たちはイブラヒモビッチの穴埋めをするのは不可能だと分かっていた。だから、自分たちのプレースタイルに変化を与えてくれるような選手を探すことにしたんだ。我々にとっては、それがチチャリート」と語っている。

 そして、「今年はたくさんの変化があった。多くの選手が去ったし、その中の1人は私たちのベストマンだったイブラヒモビッチ。私たちが彼を恋しく思うかどうかを決めるのはまだ早いとは思うが、間違いなく彼はどんなチームであっても違いを生み出せる選手だ」と続け、イブラヒモビッチの退団はクラブにとって大きな痛手だったことを認めていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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