怪物ロナウド、“最高のゴール”に60m独走弾選出で海外再脚光 「稲妻のようだった」
1996年10月のコンポステーラ戦で決めた伝説のゴールを“キャリアベスト”に選出
中国・武漢を発生源として蔓延する新型コロナウイルスの影響により、世界各国でもリーグ戦の中断を余儀なくされている。自主隔離している選手たちの間では、自身のキャリアベストゴールをインスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)に上げ、次の選手を指名してリレーしていく「#goalchallenge」が流行している。これにはOB選手も多数参加しており、“元祖怪物”の元ブラジル代表FWロナウド氏は1996年10月の60メートル独走ドリブル弾をセレクト。海外メディアも「稲妻のようだった」と回顧している。
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元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏からゴールチャレンジの指名を受けたロナウド氏(現バジャドリード・オーナー)は、公式インスタグラムのストーリーを更新。PSVから名門バルセロナに移籍した1996-97シーズンのリーガ・エスパニョーラ第7節(1996年10月12日)コンポステーラ戦で決めた伝説のゴールを“最高のゴール”に選んだ。
センターサークル付近でボールを奪ったロナウドは、前後を相手選手に挟まれ、激しいチャージを受けながら細かいタッチで強引に突破。一気に加速して相手を置き去りにすると、そのままペナルティーエリア内に持ち込み、ダブルタッチから右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。
自陣から60メートルをドリブル突破して決めたゴラッソは、37試合34得点を挙げてリーガ得点王に輝いたなかでも珠玉の一撃として語り継がれている。
スペイン紙「AS」は「ロナウドはコンポステーラ戦の一撃を最高のゴールとして選んだ」と見出しを打ち、「わずか12秒、14タッチ後、ボールはネットを揺らした。稲妻のようだった」と回顧している。
ロナウド氏は2016年にも「本当に美しい特別なゴールだった」とインタビューで語っており、元祖・怪物にとっても忘れられない一撃のようだ。